夜遊び戦隊キャバレンジャー

2005年 3月19日 東海ラジオにてオンエア

ピンポーン
群青色「あ、来た来た!」
ブルー「誰だろう? お客さんかな?」
群青色「今日はお芝居の勉強をしようと思って特別ゲストを呼んだの。潜入捜査の時に役に立つでしょ?」
レッド「なるほど〜・・・っておい! 先に言えっつの、そういうことは」
群青色「おっとごめん、忘れてた。はぁ〜〜〜い!!」
ガチャ
「おはようございまーす。タップチップス企画の”やり手”マネージャー、赤尾マーサです!」
群青色「おはようございます〜」
レッド「やっぱ業界の挨拶は『おはようございます』なんだなー」
「おはようございます、タップチップス企画所属の蓉崇(ようたかし)です」
群青色「あぁ〜、おはようございまぁーす☆」
ブルー「さ、どうぞこちらへ」
蓉さん「失礼します」
群青色「やっぱり本物の役者さんって、かっこいい〜!」
レッド「では、演技のレッスンをよろしくお願いします」
赤尾さん「演技のレッスンって言ってもね、芝居に大切なのは『本気』と『やる気』ですよね」
レッド「ほー、なるほど〜」
群青色「あの、私、今いまいちうまく言えない台詞があるんですけど」
赤尾さん「何?」
群青色「このメスブタ野郎、です」
赤尾さん「ええ? その台詞はどういう状況で使うの?」
ブルー「敵と戦う前の決め台詞なんです」
赤尾さん「わっかりました! では、うちの蓉崇が見本を見せます」
蓉さん「え、僕ですか?」
群青色「是非、お願いします」
蓉さん「この、メスブタ野郎〜〜(エコー)」
レッド群青色ブルー「おお―――っ」パチパチパチ
赤尾さん「ま、マネージャーの力ですかね」
群青色「あ、じゃ、じゃあ、もう一つ見本をみせてもらいたい台詞があるんですけど。こ、これ、お願いしますっ」
ブルー「ん?・・・『ほんとにもう、お前は俺がいなくちゃ駄目なんだから・・・愛してるよ』・・・これ、群青色が言われたい台詞じゃねーのか?」
群青色「シーッ。よ、よろしくお願いしますー」
蓉さん『ほんとにもう、お前は俺がいなくちゃ駄目なんだから・・・愛してるよ』
群青色「あら、と、突然そんなこと言われても・・・vv」
レッド「あ、じゃあ俺も一つリクエストがあるんですけど!」
赤尾さん「それはあたしが言いましょう」
レッド「あ・・・じゃあ、いいです」

赤尾さん「!! とにかく、演技の道に近道なんてないんだから。本物の舞台を見るのもいい勉強になると思いますよ」
直くん「近道ナシ! 確かにな」
群青色「舞台か〜、楽しそう」
赤尾さん「でしょ? ちょうどそのことで今日伺ったんですけど・・・、明後日の3/21に蓉崇の出るお芝居が名古屋の名鉄ホールであるんですよ」
群青色「へー」
赤尾さん「タイトルが『ギルダ〜愛の設計〜』って言うんですけど、東京公演が終わったばかりなんですけど、ほんっとうに評判がよかったんですよ。やり手マネージャーとして手前味噌なんですが、業界の監督・プロデューサーもいっぱい見に来てくださって、以前にもこの番組に出たときに言ったんですが、名古屋出身なんで、名古屋って西川流の日本舞踊は結構有名なんですけど芸能の方ではあたくしが隠れ名古屋で頑張ってるんで、今回名古屋って言えば、愛知万博がある前ですし、文化の名古屋。空港も新しいのができましたし、名古屋だけじゃなく近郊も、この名鉄ホールに岐阜県三重県の方も集まっていただきたいというのがあって、紹介の為に今日ここを尋ねて来たんですが・・・」
 3/21の舞台についての詳細のお知らせ。
 そして、赤尾さんの押しのトークに、寛さん見かねてストッパー。
レッド「あ、あの、蓉さんはどんな役なんですか?」
蓉さん「これ『ギルダ』というお話なんですけど、芸術家達の愛の形のお話で、画商アーネストと画家のオットー、劇作家のレオという親友がおります。ギルダというインテリアコーディネーターの女性が入ってきて、その中でみんな彼女に惹かれていくわけです。それで、まず最初に僕が付き合ってるんです。で、今度は劇作家のレオが僕がいない間に取ったり取り返したり、その3人で取ったり取り返したり・・・で、最終的にどんな愛の形になるのかっていう」
レッドブルー群青色「ふ〜〜ん」
レッド「修羅場みたいなもんですね」

群青色「取られた〜い、私ー」
ブルー「意味わかんねー」
群青色「うっさいな! ちょっとだけオットー役の台詞聞かせてもらえませんか?」
蓉さん『もっとたくさんの言葉、それが俺たちの間違いだ。たくさんの言葉・・・息苦しくなるほど言葉を浴びせあってきた。何年もの間、口喧嘩に探りあいお互い内臓までさらけ出して生きてきたんだ』
群青色「あ〜、かっこい〜〜vv」
レッドブルー「ほ―――」
ブルー「ふーん、他にどんな方が出るんですか?」
 他の出演者の紹介。
レッド「それにしても豪華キャスト」
群青色「ねー」
赤尾さん「もうとっても面白い芝居なんで、是非見に来てください。名古屋の方、あたくしが受付にいますので、いらしたら声をかけてくださいだけでなく、ういろう手羽先もきしめんも大好きです。うちの蓉崇も芝居に入ってからちょっとヤセギスになってきましたので、何かお腹に溜まるものを・・・差し入れが欲しいっていうわけじゃないんですよ、でも弱いんでよろしくお願いします。21日に出会えることを待っていますので、是非とも名鉄ホールに来てください」
 問い合わせ先のお知らせ。
ブルー「他に今後のご予定は?」
蓉さん「えっとですね、夏くらいから高橋元監督の映画で中国の上海に行って撮影する予定です」
群青色「それは全編日本語なんですか?」
蓉さん「たぶん向こうの俳優さんも使ったりすると思うので、両方中国語も混ざっていると思います」
群青色「え? じゃあ蓉さんも中国語を?」
蓉さん「前回、元監督の時には中国語だけでやってましたんで。今回またどういう役かわからないんですけど」
群青色「楽しみですね〜。見てみたーい」
ピピピピピ・・・
赤尾さん「あ、いけない。ごめんなさい、次の現場行かなきゃいけないんですよ。あたしのとこ、ほんとこの子売れっ子ぶってるので、あたくしがやり手マネージャーです、よろしくお願いします。今日はほんと失礼なんですが、時間足りないんですが、ここで失礼したいんですがよろしいでしょうか」
群青色「じゃ、是非また来て下さいね」
赤尾さん「今回は許しますけど、次回は30分くらいの時間を用意していただければ・・・」
群青色(笑)
レッド「はいはい、わかりました、はいはい」
蓉さん「では、劇場でお待ちしております。さよならー」
赤尾さん「さよならー、お待ちしておりますー。21日ですー」
全員「さよなら〜、ありがとうございましたー」
バタン

群青色「はぁ〜、体もあったまったし、とってもいい勉強になったわー」
レッド「今日の成果を次の捜査に生かしてくれよ」
群青色「ラジャー。じゃあ早速今日の復習。ブルー、さっきの台詞言ってみて。愛してるよっていうやつ!」
ブルー「誰が言うか!」
レッド「あ、じゃあ俺が『ギルダ』の台詞言うよ」
ブルー群青色「ええっ(笑)」
レッド『なんとかかんとかで・・・罵り合って、内臓が煮えくり返って・・・大変じゃない!』
ブルー群青色「言えてない―――!」
群青色「明後日の『ギルダ』楽しみですね。以上、夜遊び戦隊キャバレンジャーお送りしました」