夜遊び戦隊キャバレンジャー

2007年 5月26日 オンエア


ガチャガチャ
ブルー「レッド、群青色!見てくれよ、この葉書とメールの山。以前募集
したキャバレンジャーのボランティアの志願書が届いたんだよー」

群青色「ええ?こんなに沢山?」
ブルー「うん。百人以上いるね」
レッド「よし。今回送ってくれた人は、第一期メンバーとして全員採用する」
ブルー群青色『おおおお〜〜(パチパチパチ)』
レッド「これだけの隊員がいれば、ヤノデビルを捉えられるに違いない。群青色、ブルー、早速今日からでも協力を仰ぎ、ヤノデビルの情報を集めるぞ」
ブルー群青色『了解!』

ナレーション「Y.S.K. 『夜遊び戦隊キャバレンジャー』酔ったハートで熱く戦う3人の戦士たち。彼らの任務は、キャバクラ嬢にしつこく絡む迷惑な客を成敗し、日本全国の歓楽街の平和を守ることである」

群青色「とはいうものの、ボランティア隊員のパーソナルカラーがまだ決まってないのよねー」
ブルー「そうだね。カラーが決まってなければ、正式な隊員として活動を以来するわけにはいかないからね」
レッド「心配するな、2人とも。もう手は打ってあるさ」
ブルー群青色『さっすが、リーダー!』
ピンポーン
レッド「早いな、どうぞ。開いてます」
エバラ「はい、皆さん。どうもどうも、初めまして。私はオーラカラーの第一人者、エバラやきにーくと申します」
群青色「オーラカラー?」
エバラ「はい。人は誰しも、それぞれの色のオーラーを身にまとっているのです」
群青色「私、オーラなんて着てないけど?」
ブルー「群青色は不勉強だな〜。オーラーというのは、体のまわりのエネルギーのこと。目には見えないんだ」
レッド「そうだ。しかしこのエバラさんには、そのオーラを見ることができる」
群青色「ええ?すごいのね!あ、私のオーラって何色ですか?」
エバラ「では、鑑定しましょう」
ピロリロ〜
エバラ「どどめ色です」
群青色「えええ〜」
エバラ「まぁ、おもいきって言っちゃいますと、あなたはとても欲深い人で、常に自分の欲求を満たすことばかり考えています」
群青色「そんなことないよ。だって私、キャバレンジャーとしてみんなの平和を守るために働いてるもーん」
ブルー「確かに、お腹がすいたーとか、先週見つけたワンピースがほしいの〜とか、自分の欲求ばかり口にしてるからなー」
レッド「キャバどどめ色に名前を変えたほうがいいのかなー」
群青色「やめて、やめて。やめてよー!!」
ブルー「エバラさん。僕はどうでしょう?」
エバラ「あ、はい。では鑑定しましょう」
ピロリロ〜
エバラ「うん、あなた料理が得意ですね」
ブルー「あ、はい」
エバラ「これ、言っちゃっていいのかな」
群青色「いいです、先生。言っちゃってください」
エバラ「あなたの前世は、道場六三郎です」
群青色「色じゃないじゃん。しかも、道場六三郎さん、まだ生きてるし」
ブルー「あー、僕の前世は和の鉄人ですか〜」
群青色「おいおい」
レッド「では先生。早速ボランティア隊員のオーラカラーを見てください。それを参考に、パーソナルカラーを決めようと思うので」
群青色「レッド、レッド。この人なんか怪しくない?」
レッド「大丈夫だ、どどめ色・・・。あ、群青色」
群青色「ん!?」
レッド「(笑)俺に任せておけ」
エバラ「こちらがキャバレンジャーの志願書ですね」
ブルー「はい」
エバラ「では、鑑定しましょう。皆さん、目を瞑ってください」
ピロリロ〜
エバラ「彼らは全員、黒です」
群青色「ええ?」
バラバラバラ
群青色「ああっ、志願書が・・・志願書が燃えちゃう〜」
ヤノデビル「はははははっ、燃えろ、燃えろ〜。すべて灰になってしまえ〜」
バラバラバラ
群青色「あ、あなたは・・・」
レッド「とうとう正体を現したな、ヤノデビル」
ヤノデビル「はっはっはっは。もう遅いわ。すべて灰にしたのだ」
レッド「ふっ。俺たちがお前の変装を見抜けないと思うのか?」
ヤノデビル「なにっ」
♪『キャバレンジャーのテーマ』
ブルー「本物の志願書はここにある。お前が燃やしたのは、偽の志願書だ!」
ヤノデビル「くそー、小癪な!」
レッド「とー。明朗会計、ごきげんよろしく。キャバレッド」
ブルー「営業電話が来ても、本気にはなりません。キャバブルー」
群青色「同伴するなら、しゃぶしゃぶかお寿司にしてね。キャバ群青色」
レッド「3人そろって」
3人『夜遊び戦隊キャバレンジャー』
レッド「お前がボランティア隊員の情報をかぎつけ、我々の身辺を探っていたことはわかっていた。しかし、大切なみんなの心を灰にしようとは許せん!くらえ、ゥリキカイザー Zっ
ドッカーン
ドッカーン
ヤノデビル「また出直すわ。はっはっはっ」
ブルー「くっそ〜。またクローンデビルだったのかー」
群青色「志願書が無事で本当によかった。2人とも、ヤノデビルの変装だったって知ってたの?」
ブルー「黙っててごめん。でも、一人くらい信じる人がいないと、こちらの計画がばれちゃうからね」
群青色「はぁ。でも惜しかったなー、あれが本物だったら今頃やっつけてたのに」
レッド「ああ。でもまだ奴を倒すチャンスはある。そのためにも協力してくれる隊員のパーソナルカラーを決めようじゃないか」
群青色「でも、どうやって?」
レッド「こういう時は・・・運命のカラーボックス〜(ドラえもん調)」
ブルー群青色『わぁ〜(笑)。(パチパチパチ)』
ガラガラガラ
レッド「この箱の中には、運命の色が書かれた紙が何百色と書かれているのだ。それらを一つ一つ心を込めて引き、パーソナルカラーを決める」
群青色「へぇ〜、運命の色か。素敵!」
ブルー「うん、じゃあ早速やってみよう。まずはこの人!島根県松江市の月子さんのカラーは・・・っと」
ガサゴソ
群青色「ドキドキドキ」
ブルー「月子さんです。じゃーん。パールホワイト」
レッド「ということは、キャバパールホワイトだな」
ブルー「はい」
群青色「なーんかロマンチックだね。じゃ、次は私が引くね。愛知県 アイスコーヒー亮さんの・・・っと。じゃん! グレー(笑)」
レッド「う〜〜ん、まぁ」
群青色「キャバグレーです(笑)」
ブルー(笑)
レッド「人生を物語ってるかもしれないな。よし、じゃあこちらは熊本県の方。天宮侑宇さん」
ガサゴソ
レッド「とー。栗色」
ブルー「モンブラ〜ンな感じだね(笑)」
群青色「キャバ栗色か〜」
レッド「よし」
ブルー「じゃあ次は・・・っと」
ガサガサガサ

ナレーション「こうして、ボランティア隊員の色は決まった。自分は何色になったのか。それがわかるのは、隊員証が届いてからのお楽しみ。
頑張れ!我らのキャバレンジャー。戦え、夜遊び戦隊キャバレンジャー!」





 この後、ボランティア隊員すべてのカラーを決めたのでしょうか?? お疲れ様です。でも、楽しそうですよね(笑)。
 自分が何色になったのか、すごくドキドキです。隊員証が来るのが楽しみ〜。
 一足先に発表された方は、おめでとうございます。
 さてさて、今後の展開はどうなるんでしょうか。
 ボランティア隊員の活躍はあるんでしょうか?。