夜遊び戦隊キャバレンジャー

2007年 6月30日 オンエア


(SE)雨の音
(モノローグ)
ブルー(雨の音が聞こえる。青い紫陽花が眩しくぬれているのが見える。こんな日は、あの日のことを思い出す・・・)

ナレーション「Y.S.K. 『夜遊び戦隊キャバレンジャー』酔ったハートで熱く戦う3人の戦士たち。彼らの任務は、キャバクラ嬢にしつこく絡む迷惑な客を成敗し、日本全国の歓楽街の平和を守ることである」

群青色「♪ハーピバースディ トューユー、ハーピバースディ トューユー」
レッド「ハーピバースディ トューユー(笑)」
群青色「ハーピバースディ トューユー(笑)」
レッド(笑)
群青色「(笑)レッド、どうしたの?もう一回」

レッド「すまん」
群青色「せーの。ハーピバースディ トューユー ハーピバースディ トューユー」
レッド「ハーピバースディ トューユー(笑)、ハーピバースディ トューユー」
群青色「ハーピバースディ ディア・・・ブルー」
レッド「ブル〜」
レッド群青色『ハーピバースディ トューユー』
レッド「誕生日おめでとう」
群青色「さあ、ブルー。ケーキのろうそく消して」
ブルー「うん・・・」
群青色「どうしたのよ、ブルー!」
ブルー「・・・あっ、ああ。ふぅ〜〜〜〜」
パチパチパチ
ブルー「ありがとう」
群青色「いくつになったのかな?」
ブルー「24」
群青色「え!私より年下だったの?」
ブルー「うん」
群青色「ガーン、ガーン、ガーーーン・・・」
レッド「群青色は何歳なんだ?」
群青色「25。そ、そういうレッドはおいくつなんですか〜?」
レッド「ヒミツ」
群青色「ええっ!?なんでヒミツにすんの?関係ないじゃん。男なんだし。あ、もしかして・・・」

(モノローグ)
ブルー(今日誕生日の人間を、僕はもう一人知っている。僕の双子の妹、ミドリ。お前は今、どこにいるんだ?)

(回想)
(SE)雨の音
ブルー「どこにいくんだ?ミドリ。そんな大きな荷物持って」
ミドリ「ごめんね。アオ。何も聞かずに行かせて」
ブルー「でも・・・」
ミドリ「私、夢があるの。ずーっと無理だって思ってたけど、どうしても諦められない夢が」
ブルー「それなら、僕も協力するよ」
ミドリ「ううん。今度は私一人で頑張りたいの。私、いつもアオに甘えちゃってたから。双子なのに、アオは私と違ってなんでも出来ちゃうスーパーマン。私は、何やっても失敗ばっかり。でも、今回は諦めないで最後まで頑張ってみたいんだ。応援して」
ブルー「わかった。ミドリのこと、ここで見守ってるよ」
ミドリ「夢が実現できたら、真っ先にアオに報告するから。じゃあ、行って来ます」

(モノローグ)
ブルー(そう言って、紫陽花の咲く雨の日、ミドリは東京へ行った。あれから三年。あいつはどこで何をしているのか。心配になった僕は、キャバクラで見かけたという情報を頼りに随分探したが、未だに見つけることができない。あいつと一緒に誕生日を祝える日は来るのだろうか)

ピーピーピー
『ヤノデビルがイオンに現れるという情報が入った。ただし、現時点ではどこのイオンか不明。直ちに、全国の隊員から情報を集めよ』
レッド「よし。早速ボランティア隊員に協力を要請しよう。群青色、イオンをパトロール可能と申請している隊員を読み上げてくれ」
群青色「あいあいさー。うーんと・・・全部で5名います」
ブルー「結構いるな」
群青色「イオンって全国にあるからね。さっすが山口智子がコマーシャル出てるだけあるわ〜」
レッド「場所とパーソナルカラーも読み上げてくれ」
群青色「はい。まず秋田市 菅野さん。キャバマリンブルー。パトロール地は五所のイオンショッピングセンター。続いて愛知県碧南市 すぎうらさん。キャバレモンイエロー。パトロール地はイオンショッピングセンター 東浦です」
ブルー「そして、名古屋市 青いれんげさん。キャバシルバーグレー。イオン金山担当。三重県四日市のマサさん。キャバ黄緑は、イオン四日市北をパトロールできるそうです」
レッド「最後は、岐阜県大垣市のさゆり。キャバ空色だな。パトロール地域はイオン大垣店」
ブルー「これだけいれば心強いですね」
レッド「ああ。以上5名はイオンで見かけた不思議な人情報を、本部まで送ってくれ」
群青色「不思議な人? ねえ、ヤノデビルじゃなくって?」
レッド「ヤノデビルは変装している可能性が高いからな」
ブルー「でも、その怪しい行動は隠し切れない。だから、怪しい行動の人、不思議な人をチェックすれば、おのずとヤノデビルに行き着く可能性が高くなるんだ」
群青色「なーるほど〜」
レッド「レポートは、本当に見た話を、100字以内で書いてくれ。締め切りは7月13日。以上」
群青色「どんなレポートが届くのかしら。わくわくしちゃう」
ピンポーン
群青色「あ、頼んでおいたビリーズブートキャンプのビデオが届いたのかな? はぁ〜い」
男性「こちら電報でーす」
群青色「電報?? うーん。今時、結婚式でもないのに電報送る人いるのねー。何々?・・・と。<イオン デ マツ ミツケラレルカナ ハハハハハ デビル> あー、何よこれ!」
レッド「ヤノデビルからの、我々への挑戦状だ」
ブルー「この挑戦、負けるわけにはいきませんね」
ピンポーン
レッド「群青色」
群青色「えっ」
レッド「ビリーズブートキャンプじゃないか」
群青色「え、ええっ・・・。こ、今度はそうよね! はいはーい」
男性「えー、こちら電報でーす」
群青色「いやぁ〜〜ん。もう結構よ、挑戦状は。ブルー、はい。読んで」
ブルー「うん。しょうがないな、群青色は。ごほん。<タンジョウビオメデトウ ミドリ> ・・・っ!ミドリ!!」
群青色「ミドリって、もしかしてブルーの・・・あは、ここにブルーがいること知ってるんだね!」
レッド「大丈夫。いつか妹さんにも会える日が来る。その日の為にも力を合わせて戦おう」
ブルー「・・・っはい!」

(モノローグ)
ブルー(ミドリ、来年の誕生日は一緒にお祝いできるといいね。その日まで、僕は僕の夢を追いかける。この仲間達と、夜の歓楽街の平和を守るんだ) 

ナレーション「それぞれの夢を追う若者達。彼らはヤノデビルを倒して、真の平和を勝ち取れるのか。頑張れ、キャバレンジャー。戦え、夜遊び戦隊キャバレンジャー!!
ボランティア隊員の皆さんは、初任務頑張ってください」





 今までとは雰囲気が変わって、ブルーの回想やモノローグが哀愁を帯びていましたねー。
 ミドリちゃんというキャラがすごく気になります(笑)。彼女の夢って何なんでしょうね。

 こんな風にボランティア隊員に任務が与えられるとは!! うまく考えてあるなと思いました。私が任務を与えられる日は来るのかな〜。楽しみですvv

 それにしても、カミカミで歌う寛さんに大爆笑でした(笑)。
録りなおししていないところが、ラジオンズらしい(笑)。